BOOKOFFで見つけたこの新書、キレイゴトってカタカナにしているところに惹かれ、購入。気になった内容を並べてくよー
有機(オーガニック)野菜だから安全というわけでは無い
1960~70年代、農薬による死亡事故や中毒事故の被害により農薬が社会問題になった。それから規制が強まり、今では適正に農薬を使った作物は有機野菜と同じくらい安全になっている。
まじか、って驚いたね。一時期オーガニックのほうが安全そうだ!って高い金払って有機野菜を買ってたけど、そのお金がもったいなく感じたよw
有機野菜だからおいしいというわけではない
著者である久松達央さんの感覚によると、おいしさというのは栽培時期(旬かどうか)、品種、鮮度によって8割方決まるという。ほとんどの有機野菜が、この三つを守れているためおいしいのであって、農薬を使った野菜でもこの三つが守られていれば同じくらいおいしい
さわやかっていう静岡限定のハンバーグチェーン店の商品であるげんこつハンバーグに乗ってる野菜はいっつもおいしいけどこの三つが守られてるってことなのかな?いつもおいしいから旬が守られているかはわからないけど。
なぜ上の二つのようなイメージが広がったか
販売者が有機野菜を売るのことが楽になるからだと著者は述べている。農薬に悪いイメージを付け、それを使っていないこの野菜たちはとても安全ですよ~と、代用品を提示するのだ。
値段が高いからそうでもしなければ購入者を増やせなかったのかなと思う。
私の感想
百姓貴族を読んでたから農業に少し興味あったけど、農薬という面からまた一歩農に足を突っ込んだかな?と思う。
本の中に、趣味としての農と仕事としての農業の差が紹介されてて、趣味のまま農業に手を出し失踪した人がいる。っていうところで農業だけなのかと思った。また、趣味から始まった本業は自分を苦しめてしまうのか気になぁる。